地下室の会ライブ BASSMENT PARTY

下北沢Club251    2003.04.09

 
Solo Bass-Club SET LIST>
1.
Differeint Dimension
2.
Peace(Duo version)
3.
Night Fright
4.
Freedam

<参加バンド>
渡辺直樹 Solo Bass-Club/スティング宮本 AZMA/河合徹三 Apple Beat/かわいしのぶ 山羊汁オーケストラ
高橋ゲタ夫 
GUET JAZZ LATINO/
サブステージ 渋谷有希子さんの渋谷有希子+
a-Qui?  全 6Band

2003年4月9日(水)
去年、初の顔合わせから一年。「音楽をしているのなら、人前で弾けなければいけない。」という、直樹師匠の持論+
Solo Bass-Clubの一つの区切りとしての初のライブは、地下室の会が主催するBASSMENT PARTYへの参加でした。

地下室の会とは、プロのベーシストだけがメンバーとして参加できる会で、年に何回かメンバーが各々のバンドを引き連れてBASSMENT PARTYというライブを行っていらっしゃいます。毎回、色々な方が参加され、他では見られないような濃く、個性的で魅力的なライブを披露してくださっています。今回の参加バンドは、上記の通り全部で
6Bandでした。

最初に出演の我々
Solo Bass-Clubのテーマはベースのみで繰り広げられる低音劇。一人、二人、三人そして四人のチームに分け、それぞれ順番に1曲ずつ演奏をしていく。曲目は上記の通り。ちなみに24曲には渡辺直樹さんも参加されました。
練習時間も限られ、万全とはいえない部分もあり、試験的な要素の高いステージではありましたが、当日、思った以上に音がまとまり、成功といえる結果となりました。裏話ではありますが、もしも、音がまとまらなくて直樹さんの納得のいかない結果になったら、今年中に発売が予定されているソロ・ベースのしらべ2用に新しく編曲したソロの曲を弾くつもりだったそうです。

2番目のAZMAさんは総勢9人の大所帯。楽器では、さんしん(琉球の楽器で三味線のもとになった楽器)、篠笛(牛和歌丸も吹いていたといわれる横笛?)など和楽器を、曲では沖縄独自の音程や東京音頭など、和のテイストを今回は楽しませてくださいました。
3番目のApple Beatさんは、河合徹三さんが地下室の会初のWOOD BASSを披露して下さいました。やさしい音色が会場に広がり、心地よい気分にしてくださいました。
4番目の山羊汁オーケストラさん・・・。この方々はすごいです。BassとDrumの二人だけなのに、とてつもなくオーケストラ・・・。吠えまくりのステージは独自の世界を、思いっきりぶつけられた気分になりました。
そして、最後のとりとなるのが、
GUET JAZZ LATINOさん。日本ラテン会?の巨匠高橋ゲタ夫さんご自身の名前の入ったバンドです。表現豊かな音楽はもちろん素敵でしたが、全身を使って表現をされるゲタ夫さんのパワーは、曲を聴いているこちらにまで乗り移るかのようでした。体が自然と動いてしまったのは、私だけではないでしょう。
今回のサブステージ参加は渋谷有希子+
a-Qui?さん。Bassと西アフリカの太鼓「ジャンベ」のDuoです。渋谷さんのBassは力強く、とても女性が引いているとは思えないほど、ビンビン言ってました。今まで聴いたことのないこのDuoはかっこよくて、サブステージだけでは物足りなく感じてしまいました。いつか、メインステージで見たいものです。

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